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2012年テクテク日記 後半

番号 日付 山行先 行程
41 2012.12.8 哲学の道、真如堂 単独 蹴上駅→哲学の道→真如堂→祇園四条
40 2012.11.28 相国寺・巽橋:夫 出町柳駅→相国寺→白川通り→巽橋→祇園四条
39 2012.10.21 武奈ヶ岳K 単独 坊村→御殿山→武奈ヶ岳→イブルキノコバ→八雲ヶ原→青ガレ→大山口→比良駅
38 2012.10.13 武奈ヶ岳J 単独 坊村→御殿山→武奈ヶ岳→コヤマノ岳→青ガレ→大山口→比良駅
37 2012.10. 8 竹田城跡 単独 大阪→姫路→寺前駅→竹田駅
36 2012.10.6-7 大台ケ原〜大杉谷:オリーブさんと 大和上市→日出ヶ岳→林道コース→桃の木山の家泊→大杉谷→松阪駅
35 2012.9.23 芦屋 地獄谷:仲間と 芦屋川駅→滝の茶屋→A懸垂岩→ピラーロック→風吹岩→保久良梅林→岡本駅
34 2012.9.22 武奈ヶ岳I単独 坊村→御殿山→武奈ヶ岳→八雲ヶ原→ダケ道→比良駅
33 2012.9.16 ロックガーデン〜風吹岩:単独 芦屋川駅→ロックガーデン→風吹岩→魚屋道→JR甲南山手駅
32 2012.9. 9 交野山、サンドイッチ山:単独 JR津田駅→源氏の滝→サンドイッチ山→交野山→石仏の道→JR河内磐船駅
31 2012.9. 2 室池園地:夫 JR四条畷駅→室池園地
30 2012.8.19 八淵ノ滝、八雲ヶ原:リーダーと 近江高島→ガリバー村→八淵ノ滝→八雲ヶ原→金糞峠→正面谷→大山口→比良駅
29 2012.8.12 裏六甲滝めぐり イワタバコを求めて:単独 宝塚駅→有馬温泉→七曲滝→百間滝→白石滝→有馬→尼崎で美術展
28 2012.8.1-2 木曽駒ヶ岳小屋泊り:単独 大阪から高速バスで駒ヶ根インター→しらび平→千畳敷→宝剣山荘→木曽駒ヶ岳
27 2012.7.22 南比良縦走:仲間と 志賀駅→ロープウエイで打見山→比良岳→烏谷山
26 2012.7.8-9 弥山・八経ヶ岳小屋泊:山の会 大和下市口→行者還トンネル西口→弥山→八経ヶ岳
2012.11.28 相国寺(しょうこくじ)・巽橋 京都市   曇り
       紅葉と龍の絵を見学、夫は巽橋を見たいそうで、休暇だったので一緒に京都へ行きました。
出町柳駅から徒歩10分で相国寺に着きました。広い境内に法堂(はっとう)があります。
ここの天井に『蟠龍図』(ばんりゅうず)が狩野光信によって描かれています。鳴き龍として有名です。
写真は禁止ですからパンフレットからいただく。
龍の真下に立ち、龍に聞こえるようにパシっと手を叩くと天上が反響してパシパシと響きます。
まるで龍が鳴いているように・・・・
堂内を動いても荘厳な堂内の高ーい天井から龍が睨んでいて、いいもんです。
さあ、次は白川へ。もう一度出町柳駅に戻ります。左が鴨川、右が高野川で出町柳で合流しています。
広い川の飛び石も有名です。アオサギも寒そうに首を引っ込めています。

白川の両側に紅葉があって風情がある道です。14時昼食、鍋焼きうどん!フーフーおいしいです。
小さいお店ですがいいお味で満員です。お店の前にスミレが元気で咲いています。
辰巳大明神は、芸事の神様として舞妓さんたちの信仰を集めています。
向かって左が白川南通り・右が新橋通り。
犬矢来(いぬやらい)竹でできた低い柵をいう .
建物や塀の足元を、雨などの跳ね返りなどや犬や小動物の便などから汚れ ないように防ぐためのもの..
巽橋、ここは祇園を舞台にした テレビドラマには、欠かせない場所!
祇園新橋伝統的建造物群保存地区に指定され
低い木の欄干が小さな橋と調和しています。
美しい流れの白川や石畳などとも落ち着いた佇まいです。


久しぶりの京都で紅葉にも間に合いました。相国寺は比較的観光の方が少なくゆっくり見学できます。
小さい裏通りも京都らしい風情があります。

川柳です。
 ○ 古都歩き  夫婦(フーフー)でアツアツ  うどん食べ
 ○ 広々の  川が似合うよ  アオピーは

 ○ 天井の  龍も呼んだら  応えるよ
2012.10.21 武奈ヶ岳(1,214m)
        今日もお天気がいいです、先週に続いて武奈ヶ岳に紅葉の様子を見に行きました。家を5時50分にでる。
6:18 天王寺、環状線
6:47 京橋、京阪電車
7:34 出町柳着
7:47 京都バス、
     臨時バスが増発
8:46 坊村着。トイレ
9:00 出発

10:40 御殿山
11:30 山頂、昼食
12:00 出発 
12:46 イブルキノコバ
12:55 八雲ヶ原
13:15 八雲湿原
13:50 金糞峠
15:00 大山口
出町柳駅ではハイカーさんの行列ですので、臨時バスも出て座れました。ほとんどのお客さんが平で下車。
9時、坊村を出ます。秋色の川です。今日も御殿山コース、お世話になります。毎度傾いた道標。
クリックどうぞ、お気に入りの紅葉の下で自動シャッター。色付いた木の下をサクサク歩きます。
御殿山から見る武奈の山頂です。御殿山で初めて立っておやつ休憩です。歩くと汗びっしょり。
御殿山から一旦激下りでワサビ峠です、ここも紅葉があります。武奈への途中にマムシ草の実です,真っ赤なツブ。
登り返してふり返ると西南稜も少し色付いています。登りがキツくなって足が重い、ハーー。
ポパイにほうれん草、おばちゃんに大福餅で、元気回復(●^o^●)
センブリちゃん、先週は気付かず見落としたので、今日は下をよく見てましたら1cmくらいの小さい花です。
真ん中の写真は、武奈山頂を背景にホツツジの花の名残で、いい感じ〜ホツツジは葉が紅葉してきれいです。
ハイカーさんにお願いして写していただく。山頂でポーズ!
11:30、一人で昼食してると、女性3人グループが「○どごし生」を分け合って乾杯されてます(T_T)/~~~
下りは大丈夫かいな・・・いらんおせっかいやと、納得。12時出発。下りは先週と違う八雲ヶ原へ下りよう!
コヤマノ分岐で、コヤマノ岳へ進む。ブナの黄葉と、紅葉の木も少し。ええなあ〜ひとり占め♪ブナさん、こんにちは。
下りは石や葉っぱが濡れて滑りやすいです。ワイルドだ〜〜
12:46 イブルキノコバで木のパフォーマンスだ。10分ほどで突然八雲ヶ原で出ます。すごーい!輝くススキです。クリックどうぞ
今日はここから八雲湿原へ、さらに金糞峠へ行きます。
池に写る逆さ八雲ヶ原、autumn has come〜    ウメバチソウも咲いてます、クリックどうぞ↑
奥の深谷源流に沿って、いくつか手作りの橋を渡ります。わーい!いい色だね。
ここは橋を渡らず!  八雲から10分ほど行くと、先週下りてきた分岐(武奈ヶ岳へ1時間コース)に来ます。
観音様に、来れて感謝と無事に歩けるよう合掌。
13:50 今日も参りました、金糞峠さん。紅葉は、ウリハダカエデだそうです。帰宅後Kご夫妻に教えていただく。
ここで休憩、靴紐結び直し、ブドウ糖補給。青ガレを下ります。
青ガレを注意しながら慎重に下ります。
先週間違ってまっすぐ行って崖に出て失敗でした。
今日は下ばかり見てないで周りも見て、発見!
左の登山道へ行きます。
青ガレでお話させていただいたご夫婦が、車で来られていて
大山口から比良駅まで送って下さいました。

お陰さまで1時間以上早く帰れました。ありがとうございます。
山で見知らぬハイカーさん同士、山談義で盛り上がります。

15:30比良駅に着いて駅前のお店でコーヒー休憩で、
6時間の一人歩きをふり返って、まったりできました。
目の前の比良の山々さん、今日もありがとうございます。
いい一日をありがとう。
川柳です。
 ○ 山で木と  ぽツリーツリーと 話したよ
 ○ 山頂で  ビールガールさん  気イ付けや
 ○ 自然界  7日でマジック  紅葉し

 ○ 慣れた道  驕りはあかん  初心でね
2012.10.13 武奈ヶ岳(1214m)単独
        秋らしく涼しくなって、紅葉が進んだかな?ゆっくり目(7時)に家を出て単独武奈ヶ岳へ。
7:45 大阪駅発
8:30 堅田駅着
8:50 江若バス発
9:30 坊村着
  トイレ、登山届
9:40 登り始め
10:42 夏道冬道
11:25 御殿山山頂
12:13 武奈ヶ岳山頂

12:45 下山 
13:35 コヤマノ岳
14:15 金糞峠
14:58 青ガレ
15:30 大山口
16:30 比良駅
坊村の明王院前で登山届を書く。いつもながらの急な上りです。元気な若者さんが追い抜いて行かれて、あっちゅう間に見えなくなる
10:40 夏道と冬道の分岐手前で紅葉だ!早くも下りて来られたハイカーさんにお願いして、写していただく。
今回の試み、始めからゆっくり歩幅を小さく、足音もソっと歩くこと。ついドシドシッと歩いてしまうので注意だ。このペースを保つ。
10:51 合流点通過後、小さいピークに来る。11:25 御殿山だ。初めて5分休憩とおやつタイム。リンドウもお出迎え。
秋色が増した西南稜だ。あと一息!12:13 着きました。山頂手前でネットで拝見しています木村さんご夫妻と初めてお会いしました。
とても親しみやすく、にこやかな笑顔が素敵です。先を急がれるお二人とご挨拶だけにして、私は山頂へ。この空、この雲!秋です。
そしてまたかおりさんとも出合い、昼食です。山がご縁の知り合いの輪が広がります。12:45 コヤマノ岳へご一緒に下ります。

13:06 コヤマノ岳です。




下から見上げてみます。
いつも三角点を探しますが不明です。でっかい親方様です。↑クリックどうぞザックを置いて記念に1枚です。
いつ来てもブナの精で気分が癒されて好きな場所です。
南尾根をどんどん下ります、快適な山道で歩きやすいです。雪の季節は踏み跡が無くて迷いますので、赤テープが頼りです。
ヒョコっと下り立つと、立て札と丸木橋があります。「武奈ヶ岳 1時間 最短コース」と書いてある。いやームリムリ
1時間では登れないでしょう。金糞峠に向かいます。
毎度おなじみ金糞(きんぷんとうげ)です。風が強くてススキもなびいてる。おやつ休憩、エネルギー補給して
岩場を下ります。
私が先に行きますとサラちゃんもチョコチョコ付いてきます、健脚だなあ〜。すれ違うハイカーさんがみんな「かわいいなあ、
よう歩くなあ〜」と言ってくださる。ほんまに歩くのが好きなんだ。
途中下りる方向を間違って崖に出た。急いで赤テープを探して左へ進路変更でよじ登り、登山道へ出て、一安心。
見覚えのある堰堤に来ました。アキチョウジがたくさん咲いています。
大山口から下る途中は、新しく周り道が出来ているし、山の水も飲めます。小休憩の後、比良駅に向けて歩を進めます。
無事に16:53の電車に乗れました。かおりさんと○クエリアスで乾杯でした。下りをご一緒くださいましてありがとうございます。
武奈さん、ありがとう。コヤマノさん、やさしい風をありがとう。約7時間の充実の歩きでした。
川柳です。

 ○ ネットでの 山の仲間が うち集う
 ○ 控え目に 葉っぱ黄色く  まだ序章
 ○ 山に来て  う
ブナ(初心な)少女に なりました
 (今だけやで〜〜)
2012.10.8  竹田城跡 曇り  兵庫県朝来市(あさご)和田山町

竹田城跡は、天守台を中央に南千畳・北千畳・花屋敷が放射線状に配され、
城の築かれている山全体が、虎が臥せているように見えることから
「虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)」とも呼ばれています。標高353.7m。
また、秋から冬にかけてのよく晴れた早朝に雲海に包まれた竹田城跡は、
まさに天空に浮かぶ城を思わせ、この幻想的な風景です。↑クリックどうぞ
ヤフー検索からの画像をご覧いただけます
1431 山名持豊、竹田城構築に着手する。(口碑)
1443 竹田城完成する。
山名持豊、初代城主として太田垣光景を配すという。(口碑)
※太田垣誠朝が初代城主とする説もある。太田垣朝延6代続く。
1569 木下藤吉郎秀吉、但馬侵略する。
生野銀山から此隅山城まで10日間で18城を陥落させる。
(『益田家什書』)
1570 太田垣輝延、第7代竹田城主となる。
1577 羽柴秀吉、播磨を平定したのち、小一郎秀長をもって但馬を侵略する。
1578 秀吉、再び小一郎秀長を竹田城に入れる。(『信長公記』)
小一郎秀長、秀吉の三木城攻めに加わる。
1580 秀吉、但馬を攻撃する。(この時点で、太田垣の竹田城は終わる)
桑山修理太夫重晴、竹田城主となる。所領10,000石(『藩翰譜』)
1585 重晴、和歌山城主として移封される。
赤松広秀、竹田城主となる。所領20,000石(『廃絶録』)
1600 関ヶ原の役。広秀、西軍に属し丹後田辺城を攻める。
西軍敗戦後、鳥取城攻めに加わるが、大火の責任を問われ、鳥取・真教寺で自刃する。竹田城、廃城となる。
共にヤフー検索しています。
 往路
 6:47 大阪駅、快速電車
 8:23 姫路発
 9:09 姫路着、播但線寺前行き乗り換え
 9:47 寺前発
 10:30 竹田着
 復路
 14:23 竹田発
 15:15 寺前発
 16:11 姫路発、新快速電車
 17:19 大阪駅着
JR代金往復約6,000円ですが、
  鉄道の日記念
  一日乗り放題きっぷ
 3,000円
これを使ってお得でした。
姫路駅でまた山の先輩に出合いました。
同じく竹田城へ行かれるそうでご一緒させて
いただく。
寺前駅から乗り換えまで約40分あります。途中下車自由ですから観光案内所でコーヒーを200円でいただく。
9:47発の電車はディーゼル車で、1両編成ですが、車内は空いています。各駅停車でのんびりした列車の旅です。
10:30 竹田駅です。黒々した瓦屋根で風格あります。奥にある山頂に竹田城があります。駅の東側へ出て国道
を散策します。髪結屋さんが風情あります。のれんがかかったカフェもあります。
駅から線路を西に曲がると、立派な登山口の石碑です。↑は新しい道標。急な山道を汗かきながら登ります。

ゆるくカーブした石垣が400年も
残っていることに感動します。
美しく積み上げられた石垣です。安土城と同じ穴太積み(あのう)で花崗岩です。大手門跡を通って北千畳に出ます。
三の丸から二の丸で広場です。右手に天守台が見えます。

天守台の中央に
三等三角点があります。
ここ!ここがカメラスポットです。映画「あなたへ」の中で田中裕子さんが歌う場面はこの辺りでしょうか?
天守台から南千畳の眺め!すごすぎます、壮大です。円山川と竹田の街です。
空が曇ってしばらく通り雨も来ました。どこから観ても風格があって絵になります。

南千畳をバックに写していただく。

涼しい風とともに季節が秋に移っています

南千畳から天守台を見ます。
一度は行きたかった竹田城跡です。3連休の締めくくりにすばらしい旅ができました。
機械がなかった約400年前に、人々の知恵と力と結団でこんなにも精巧なお城が出来たことに、言葉が出ないです。
帰りにデジタルカメラのレンズが不具合で、修理見積もりだけでも、2,100円かかってショックで言葉もでないです。

川柳です。
 ○ 民衆の 汗と力を  知る石垣
 ○ 戦いに  明け暮れた日々に  想い馳せ
 ○ 石垣は 400年も よう持つね
 ○ デジカメは 酷使で1年 経ち壊れ 
 ○ 得きっぷ より高いカメラ 修理代
 
2012.10.6-7 大台ケ原〜大杉谷 曇り晴れ
        平成16年の台風で道が崩落以来8年ぶりに林道コースが復帰されたそうで、オリーブさんに誘っていただく。1泊して大杉谷まで
        歩くには雨具とヘッドランプと懐中電灯も必要で、ザックも35Lを買って水、行動食、サプリも準備した。 
        日本三大渓谷:大杉谷渓谷、富山県黒部渓谷、新潟県の清津渓
 
10月6日(土曜)
7:20  阿部野橋ー大和上市
9:00 奈良交通バス(1時間51分)
     2,000円
11:00 大台ケ原バス停着(トイレ)
11;30 出発
12:00 日出ヶ岳
14:14 堂倉避難小屋
14:30 林道コース
17:55 桃の木山の家
   歩行約14.1km
 6時間半

10月7日(日曜)

5:00 起床
5:30 朝食
6:30 大杉谷へ出発
ニコニコ滝
シシ淵 
千尋滝
京良谷
大日ー(だいにちぐら)
 歩行約6.2km 5時間半

11:50 宮川第三発電所登山口着
(トイレ)
エスパール交通2,500円要予約
14:33 奥伊勢おおだいバス停
三重交通バス1,070円
15:00 松阪駅
10月6日(土曜)

クリックどうぞ
近鉄大和上市駅から、奈良交通バスに揺られて約2時間で大台ケ原バス停に着いた。大勢ハイカーさんだ。
すぐビジターセンターでトイレ済ませて、登山届を出す。日出ヶ岳(ひでがだけ)へ向う道はよく整備されて歩きやすい。
バスの運転手さんがおっしゃっていた。「大台ケ原はハイキング、大杉谷へは崖や鎖場があって滑落注意です。」
山頂近くで紅葉も少し。熊野灘もやっと見える。
日出ヶ岳(1,694m)は日本百名山。簡単に登れた。ハイカーさんも多くにぎやかだ。昼食後すぐ林道へ出発。
シャクナゲが多い登山道で、道は倒木が多く荒れている。山頂からあとはどなたにも会わず淡々と歩く。
山小屋の方が、「時間がかかるので、まっすぐ小屋へ来てください」と言われる。時々写真撮って休憩も少なく歩く。

枯れた根っこから別の木が生えて紅葉している。
逞しい生命力のオブジェのようで、面白い。



1時間半で堂倉避難小屋に着く。ここから林道へ入る。
いよいよ林道へ入る分岐だ。うーん、このような平だけど単調な道が延々続く。おしゃべりしながら歩くけれど、ちょっと飽きるねって
贅沢言ってしまう。雨が無くてよいよい、白い菊が咲いて和む。
たまに見える清流がきれい!植物の旺盛な繁殖力!すごい。16:40 一路桃の木山の家への道だ。細くて岩ゴロゴロの
荒れた道が続く。道標が無くて、木に巻かれた蛍光色ピンクのテープを探しながら下る。
夕がた5時を過ぎて暗くなってヘッドランプを付けて、手に懐中電灯持って足元照らして、滑らないように慎重に下る。
急に道が解らなくなって、後ろから下りて来られた若いカップルさんに聞いて一緒に探しながら、汗びっしょりで真っ暗な中を歩いて
小屋の灯りが見えて安堵し、17:55に着いた。すでに大勢さんがお食事中です。松阪から来ると日暮までに到着出来るのかも。
先にお風呂に入って、石鹸とシャンプーは使えないので汗を流して檜のお風呂に浸かりました。夕食も豪華でご飯以外は完食です。
寛いでいます〜〜食後のお片づけです。私たちの部屋は地下で、階段を下りる時、筋肉痛で、ヒエーー太ももが痛い!
糊の効いた布団カバーが気持ちいい。広々と空いたスペースでしっかりストレッチした。オリーブさんは7時半にはスヤスヤ。
外の川の音が贅沢な子守唄で、やがて爆睡。そうそう、夜空が曇って星は見えず、でも明日が楽しみだ♪
初めての大台ケ原までは楽に歩けたが、堂倉避難小屋からの平な林道と、桃の木山の家への急下りに参った。
でも落ち着いて歩けて怪我無くてよかった。
川柳です。

 ○ 檜風呂  つかれて(浸かれて)つかれが(疲れが) 取れました
 ○ ヘッデンと  ペンライト照らし  足りきみ
    ヘッデン:ヘッドランプのこと
 ○ エビ豚も  ヘボおばちゃんを  歓迎し
                                        
10月7日(日曜)夜の間に雨が降ったそうで、朝は晴れている、ヤッターー。今日は12時10分のバスこれ1本!に乗る。
七ツ釜滝まで往復50分かかるので、残念ながら行けない。6時半に出発して12:10に発電所まで行く予定。
朝ごはんはご飯以外完食。小屋でお願いしていたお弁当(1,000円)を持って出発。↑クリックどうぞ
旅立ちの鐘を鳴らす。立派な桃の木吊橋、昨日は暗くて見えなかった。宮川の流れと一緒に秘境への旅立ちだ!!

最初の吊橋は加茂助吊橋
深い谷間を渡る橋は、頑丈に
出来ている。

橋を上から見たところ。
風に揺れてる。
高度感たっぷりで覗きこんでワクワク。


朝露を含んだシダ、水滴がかわいい。雨の恵だね
ニコニコ滝。微笑みたくなる優美な姿だ。デッカ過ぎて全体が見えない。

シシ淵です。
このようなしっかりした鎖が2段付けてくださって
安心して歩けます。岩が滑りやすいので注意です。

あら〜人魚姫?カッパ?がひとり憩う・・・
クリックどうぞ

逆さニコニコ滝です。しばらくまったり休憩。

なんとも美しいコバルトブルーの水の色です。
人が入れないから、こんなに水がきれいなのかな・・
鏡のような神秘的な水面。
飛び込み泳ぎたいけど・・
千尋(せんぴろ)の滝。ダイナミックに水量も多い。屋久島にも同じ名前の滝があったな。
崖っぷちを曲がって行く、先行者二人連れハイカーさん。
谷底を見ながらでも、足元も見て歩く。澄んだ流れだ。アキノキリンソウが一株咲く。
10:30 京良谷出合い、登山口まで2.1km。橋からV字の谷を覗きこむとこんなんです。
私たちも先行者さんに続きます。
大日ー(だいにちぐら)吊橋。惹きこまれる川だ。この景色に見惚れながら止まって、カッシャー写して、
1歩づつしっかり歩く。この清流ともお別れが近い。
11:50宮川第三発電所に到着。ここでお弁当いただく。
待っていてもバスが来ない。おかしい、ここにバスが来てくれると聞いたけれど。しばらくしてバスの運転手さんが、
来られて「バス乗り場まで3分ほど歩いてください」はい、了解。
大杉渓谷登山バスは7名だった。約1時間で奥伊勢おおだいバス停着。三重交通バスに乗り換えて松阪へ。
1泊2日の旅もお天気良くて、無事に帰れた。初めての大杉谷は、自然が造る渓谷と岩と川の美しさに魅了された。
これからもずーっとこの自然が残って行くように、見守りたい。
大杉谷は滑落事故もあるそうで、慎重に歩けてよかった。一人ではとても行けない大杉谷です、
オリーブさん誘ってくださってありがとうございます。
ー(ぐら、くら):屏風のようにそびえたつ岩壁のこと。

川柳です
 ○ 電車バス  乗り継ぎ気ままに  来ましたよ
 ○ 秘境へと  橋渡るごと  期待大  
 ○ 雨多く  苔も草木も  あるがまま
 ○ 時と多雨  削られ出来た  巨大壁
2012.9.23  芦屋地獄谷 曇り 仲間4人
         前夜から雨降りでしたので、予定していた金勝山は延期です。リーダーの“12時に芦屋川駅に集合!” のメールで、
         いそいそと出かけました。芦屋川駅から北へ、高座の滝に着きます。
現在地から中央尾根は行ったことがあるので、今日は左の中級コースだそうです。上の広場で昼食。雨の後はここが池になることが
あるそうです。今日はラッキーなことに水が溜まっていません。土石流があったとこに知らせるサイレンが鳴るそうです。
広場左からスタートですが、水量が多くて衣服が濡れないようにとりつきます。いろんな形の石です。左に小さい滝を見ながら
ヒョイヒョイ登っています。この滝の流れが無い時もあるそうです。♪水があって絵になるなあ♪
段々になった岩は登りやすいです。振り向いてポーズ。今度は滝が右に来ます。滑らないように。
快適にホイっと一気に登ります。
A懸垂岩です、これを登るの??いえいえ右の脇道を上ります、↑      すると小便滝です、右上です、今日は水量が多いです。
登りきって記念写真、これから向こうの岩場、赤矢印へ行きます。ウッヒャーこんな狭いところ!辛うじて通れました。
ピラーロックです。さっきのてっぺんをふり返ります。リーダーが下から写してくださる。バンザーイ!
ここはいろんな形の岩があって万物相とも言われます。花崗岩の岩場は足元がザラザラでもろいですから下りは注意です。
14:50 アップダウンを繰り返して風吹岩に着きました。休憩後、岡本駅方面へ下ります。展望台にセンニンソウ(仙人草)が咲いています。

小学生くらいのイノシシ

大人のイノシシ
海に浮かぶのは六甲アイランドです。
かすかに見えるサンフラワー号が停泊中ですが、
わかりにくいです。♪どこへ行くのでしょう?
途中女性の悲鳴が聞こえて走って来られて、若い女性がイノシシの噛まれたと。
リーダーがストックで地面をたたいて威嚇しますと小さいイノシシは逃げていきました。女性の足がみるみる腫れて痛いそうで、近くに居られたハイカーさんが、噛まれた所を消毒してくださって救急車を呼んで下さいました。私たちもどきどき、一安心です。
帰り道、天井川公園付近でも大人のイノシシがいました。16時半、岡本駅で解散。
午後の3時間ほど地獄谷めぐりが出来ました。想像していたより楽に登れました。リーダー、皆さん、ありがとうございます。
川柳です。

 ○ イノくんも  怖いでしょうね 人間が  (ずっと以前、どなたかが最初にイノシシに食べ物をあげたので懐いてしまったのでしょう)
 ○ 自然美の  岩を踏みつけ  ごめんなさい
 ○ 短足で  岩好きばーさん  かん
ロックで(貫禄で)  (足が短い方が安定がいいのかも?)
2012.9.22 武奈ヶ岳(1,214m) 単独 晴れ
       お天気が良い、家族は仕事や出張なので思い切って朝早く家を出て、武奈ヶ岳に向かいました。
       夕食は昨夜作ってあるし、一人のんびり山を楽しむドーー!
7 :45 大阪発
8 :25 堅田駅着
8 :50 臨時バス出発
9 :30 坊村上り始め
11:30 御殿山
12:15 武奈ヶ岳山頂
13:00 下山始め
14:00 八雲ヶ原
14:37 北比良峠
15:00 ダケ道
16:30 大山口
17:30 比良駅

堅田からのバスはお客さんが多いので、臨時に坊村直行便が出ることになって、座っていけた。明王院前からいきなり
急な上りで、超ゆっくりしか歩けない。加齢とともに足が弱っている。夏道を通って小さいピークに出た。
ハイカーさんが二人休憩されているそばに、キタヤマブシが咲き誇っている。秋だなあ〜〜
やっと御殿山ですが(ここまでがしんどいわ、エンジンのかかりが遅いです)、木の札が無くなっている。
ススキや紅葉した葉っぱの向こうに武奈です。一旦下って上り返してさらに上ると景色も良くなってはるか下には鯖街道が見える。
ここの景色が好きだ。
黄色のアキノキリンソウ、足元に薄紫のツルリンドウの小さい花です。見落としそうな小さいかわいいなあ〜白いホツツジ。
ツマグロヒョウモン、メスも石に止まります。
12:15、山頂です。お地蔵様にこんにちは!夏と秋の雲が混じって涼しいです。↑クリックどうぞ。雲取山等山々が見えます。
びっくりです、山の先輩方3人さんも来られていて、再会で盛り上がりです。上って来られたところは別ですが、偶然にも武奈で再会です。
下りはコヤマノ岳方面から八雲へ行こうと、YリーダーとかおりさんとWさんの4人で歩きます。
快足健脚の3人様が鈍足の私に合わせて歩いてくださる、ありがとうございます。
途中の気持ちよい風が吹くブナ林です。ススキが揺れるパノラマコースから八雲池へ。逆さ八雲です。

ひと足早く紅葉した木

1株のマツムシソウです。

八雲湿原では、サギソウに代わって
ウメバチソウが3輪ほど。
湿原の中に咲いて遠くて写しにくいです。
↑クリックどうぞふり返ると比良スキー場跡の向こうに武奈です。ずーっと見ていたい景色、季節の境目を感じます・・・
北比良峠からダケ道を下ります。
大きな石がゴロゴロで転ばないようストックを使います。変わった花!キクバヤマボクチ(菊葉山火口)の蕾です。
下を向いて咲くのは、フクオウソウ(福王草)おしべが長いです。リーダーが教えてくださる。
あっ、小さい花がかたまって咲いています。ママコナ、小さい2粒がお米に似ているので名前が付いたそうです。
不思議な形です。写真に写しにくいです。下りながら、かがみこんでカッシャー、今しか会えない花を撮ります。
ええー、まゆみたいなのはヤマジノホトトギスの赤ちゃんです、やがて蕾になって真ん中の花になります。
16:30、大山口です。冷たい川の水で遊ぶサラちゃん。
ここから比良駅まで約1時間歩きます。日暮が早い季節になりました。案山子が稲を守っていて、あぜ道にはヒガンバナ
日本の田んぼ風景です。
山、ありがとう。先輩さんたち、楽しいひと時ありがとう。

川柳です。
 ○ 脇道に お初の花が ひっそりと
 ○ とりつきは 違えど山頂  みな同じ
 ○ 9月末  目をみ
ひら(比良)いて  秋見つけ 
2012.9.16 風吹岩 344m   芦屋市
昨日から子供が滞在して用事が多くて、今朝も家を出るのが遅くなって、じゃあ足慣らしに行けるところは、うん!、ロックガーデンにしました。
10:30 芦屋川駅です。北に向かって歩いて行くと分岐です。緑のトンネルを通ると高座の滝と大谷茶屋です。
素通りして階段を上がって、上から滝を見ます。
手描きの案内図です。私はもちろん一般コースの中央尾根です。ヤッホー岩場だ、ワクワクして来た。
途中の見晴らしです。上級者向きのむき出しの岩場が見えます。幼い子供さんファミリーや若いハイカーさんが大勢登られている
人気のコースです。どうぞどうぞと先に行っていただいて、ばーさんは後から行きます。
12:00 やった!風吹岩に着きました。大阪方面、関空やハルカスも見えます。正面は雲がかかった金剛山〜〜
一番高い岩の上で、素早くおにぎり1個食べます。おのぼりさんだ、お腹が空かなくて水補給です。
雨が峠くらいまで行くつもりが、どうにも暑くてしんどいのと、空も曇ってきますので、このまま下ります。
魚屋道から甲南山手に向かおう。カエル岩さん、こんにちは〜静かに座っておられます。おっきいでしょ?
ここは大事な分岐で甲南山手に下りますが、な、なんだーこれ!鬱蒼と草が生い茂って道が隠れてワイルドだーー
虫よけに手ぬぐいで頬かむりして、ストックで草を払いながら、こけないように探検気分です。よく成長しましたね。
倒木もあってあまり歩かれてないルートでしょうか。どなたにも会わず、やっと街へ。魚屋道のとりつきにでました。
車道をどんどんくだりますと、甲南女子大のキャンパスが見えます。さらに下って13:40 甲南山手駅です。
JR1本で15:00、帰ってシャワーとホットコーヒーでした。
お手軽足慣らしコースでしたが、雨も無く歩けてよかったです。
川柳です。

 ○ 頬かむり ばあちゃんスタイル  虫も来ず
 ○ ワンパクたち  マナー守って  登ってやー

 ○ バッサバサ  草木を払い  お邪魔する
2012.9.9  交野山(こうのさん)341m 交野市  曇り  単独
        天気予報ではにわか雨があって降水確率50%でしたが、近場に出かけました。
11:00
JR学研都市線津田駅

源氏の滝
サンドイッチ山
交野山
石仏の道
JR河内磐船駅
源氏の滝 ↑クリックしていただくと説明があります。
落石があるので滝の側まで行けません。
鉄柵の上に手を伸ばして写します。
川に沿って登って行くと勢いよく流れ落ちる滝があります。
名前は付いていません。ここを登りきって生きものセンターへ
出ます。
↑クリックどうぞ、面白い木の枝が立っています。説明です。
山の先輩のレポートでサンドイッチ山があると書いておられたので、私も行ってみる。道標が無いのでハイカーさんに道を
お聞きした。左側はキャンプ場で進んでいくと右折。竹やぶの中を登って行くと・・・
ありました!狭い展望の無い山頂です。看板がかわいいでしょ?来た道を戻って  左が白旗池で、向こうの山へ行きます。

トンボ池ですが水が干上がっています。
交野山山頂です。大きな岩に登るとよく見えます。
石仏の道(ご来光道)を下りて行きます。階段が多いし、薄暗い谷道や台風で陥没した細い道をどんどん下ります。
神宮寺2丁目に出ます。ここから河内磐船駅まで車道歩きですが、長くて30分ほどかかります。
途中で出会ったアゲハ蝶、羽を立てたりペタンと広げたりしてます。赤トンボも逃げないです。
センニンソウです。こんな風に集団で咲いています。ピンクの花、萩に似てますが、アレチノヌスビトハギです。
ユウガギク(菊みたいです。)  白い小さい花、ヒヨドリバナ です。           ツリガネニンジンです。
お花の名前は摩耶山さん歩さんに教えていただきました。
大阪府民の森の北側にあって、環状自然歩道がよく整備されて歩きやすいです。
大阪府は、箕面市から泉南市までの環状自然歩道を作ってくださって快適に散策できて有り難いです。
川柳です。

 ○ 台風の  つめ跡あちこち 落石あり
 ○ 安心の  散策出来る  府のお陰
2012.9.2  室池園地(標高300m) 四条畷市  曇り一時雨のち晴れ
      仕事の休みが合った夫と1年ぶりのハイキングです。
      1時間ほどで行けて、コースはアップダウンもある自然が楽しめる所です。
午前11時の遅めの出発、四条畷駅から1時間ほど上ります。例に寄ってスタスタ先を行く夫。蟹ヶ坂コースです
12時半頃だんだん曇って来てやがて雨が本降りです。ザックカバーとカッパで歩きます。
雨が上がってすっきり晴れた中ヶ池です。池の側にツリガネニンジンが咲いています。かわいい♪〜
風に揺れて涼しそう。根っこはせき止めの漢方薬になるそうです。
ファミリートレイルを1周して、権現の滝へ寄り道です。鳥居をくぐろうとして発見、カタツムリがへばりついています。
不動明王の幟が立つ奥に滝があります。

散水です。

カーテン?すだれ?
ドドーっと勢いよく落ちてます。左に不動明王が祀られています。
サワフタギの花と実が同居してます。 満開の萩です。 キンミズヒキと後ろにつゆ草も。
糊空木(ノリウツギ)小さい5弁の花と
装飾花から成っています、
大根草、めしべがやがてひっつく実
になります。トゲがイタイ。
キナバコスモスの威力が強いです。
ピンクのコスモスは何処へ?
道中ずーっとツクツクボウシが鳴いて
都会とは違います。
4時ごろ下りてきて駅に向かう途中
グレーの雲が空を覆います。
まるで竜巻みたいに天王寺あたりに
漂っています。
日本一高いビル、阿倍野ハルカスも
確認出来ました。

3時間ほどの歩きで、暑い中にも
秋の花に出会えました。
一緒に歩いてくれてありがとう。
川柳です。

 ○ ♪追いかけて 君に追いつき 息切れる
 ○ 安近楽  リュックも軽く これもいい

 ○ 種を残す  準備し花も 役目終え
2012.8.19  八雲ヶ原、八淵の滝、 曇り  リーダーと二人
       比良に咲く花を見に行こうとリーダーが誘っていただきました。
       昨日は雷雨があって今日も天気が不安定なので、雨具持っています。
9:03 JR近江高島駅
9:30 ガリバー旅行村
    八淵の滝巡り
12:00 昼食
13:20 八雲ヶ原
14:08 金糞峠
15:50 青ガレ
16:40 比良駅

魚止滝

障子滝
2年ぶりに滝を渡りますが、細かい記憶がすっかり消えています。鎖を頼りに登ります。リーダーが撮ってくださる。

大擂鉢
岩に乗って黄色のくさびを足掛かりに向こう側の岩へ渡ります。ヤマジノホトトギスがきれい。水量は普通だそうですが、
岩がツルっと滑ります。リーダーがサポートしてくださる。
渡りきると「八徳」と彫られている平らな場があって撮影スポット。
大擂鉢の流は勢いとスピードがあります。小擂鉢は穏やかです。屏風ヶ淵です。
いよいよ核心に来ました、貴船滝!落差30mで豪快。鎖で一旦下りますが、足の置き場が見えませんがクリア。
渡りは岩が不気味に光ってドキドキです。続いて梯子で登ります。これもまあまあOK。私の雄姿はリーダーご提供
途中の岩場に咲くイワタバコです。七遍返しの滝です。
こんな水の姿が面白いな。ホースで散水〜〜

12:00 穏やかな水辺で昼食


スキー場跡、どこか秋の気配・・
無事に滝巡りを終えてご飯後、オガサカ分岐からスキー場跡への急登り、根っこを踏まないようにと注意あり。
途中「ムンクの叫び」リーダー曰く、面白い木です。フーフー言って登ると、比良スキー場跡に飛び出す。
突然視野が開けて武奈の姿も見えます。雨が無くてよかった。

ヒメギボウシ

小さいサギソウが点々と。
でも木道から遠くてズームします。

露が乗って、羽ばたいてるみたい。
本日のお目当てのサギソウです。「3日前より増えて14個くらいだ!」とリーダー曰く。(3日前に下見されてました)
木道のちょうど下に1株咲いてて、腹ばいになって片手でカメラを持って手を伸ばしてパチリ!撮れた〜〜

ネジリバナ

ええー、湿原にひとつ!ヒツジグサです
いままで八雲ヶ池だけで咲いていました。

奥の深谷を歩くとこんな手作り橋が
いくつかあって渡ります。有り難い。
坊村の明王院を流れる川の源流です。夏にこの道は涼しいです。
背の高い木に真っ赤な実で、おいしそう?ヤブデマリ。↑自然にこんな形の木です。
14:08 金糞峠です、お世話になります<(_ _)>休憩して寛ぎタイム。さあ、青ガレを緊張して下ります。
晴れ渡って峠から琵琶湖と向こうに鈴鹿の山々の眺めです。比良駅のそばで稲穂が実りつつあります。
16:40  JR比良駅到着で仕上げはかき氷休憩です。
キンミズヒキ 大山口の橋が立派にしてくださっています。    ヒヨドリバナ
リーダーのお陰で無事に滝と花めぐりが出来ました。ゆっくり歩いてくださって感謝です。
花も滝もありがとう!また来ます。

川柳です。
 ○ 人の目が 一番確か カメラより
 ○ 2L  飲み汗かきまた 飲む湧き水
 ○ ここだけに 今だけ咲いた 山の花
2012.8.12 裏六甲の滝にイワタバコを訪ねて   曇り  単独
       掲示板で山の先輩からイワタバコが咲き始めたとの情報を得て、じゃー行こう♪〜、
       2月に氷瀑を見てから久しぶりの滝です。
雪道では、危なくて行けなかった白石滝も見よう〜
JR宝塚駅からバスで有馬駅に来ました。フサフジウツギがあちこちに咲いています。ロープウエイの駅を通り越す。
道端に栗坊が落ちていて、秋だなあ〜。登山道に入ります。堰堤を左に巻いて、七曲滝に向かいます。
冬には行けなかった滝の上へも上ります。上から見た七曲滝です。アッ、早速イワタバコ(岩煙草)が咲いています。
葉っぱが煙草の葉に似ているからだそうです。
ウヒャー、こんなにいっぱいだ。クサアジサイも一株だけ咲いています。さあ、次は百間滝へgoー

イワタバコの蕾は白いんだ。
そうそう、この梯子を降りてまた上ったんだ。クネクネの細道を降りて行って、百間滝です。
冬より水量が少ないですが、涼しいです。マイナスイオンがいっぱいです。24℃です。岩に育つイワタバコは
こんなに小さいけど、↓近くで見るとこんな感じで、俯いて咲きます。
写真を撮っていると、先にご飯されてた6人グループさんが、一緒にコーヒー飲みましょうとおっしゃってコップや
おやつもまでくださる。ご親切に甘えて、厚かましくも頂く。山でのコーヒーが最高においしい!

これから白石滝へ向って下りるとおっしゃるので、同じ方向で一緒に谷筋を下りる。キャッホー、スリル満点♪



ゴルジュをどんどん下りる。
両側の岩壁には、イワタバコがびっしり、てんこ盛りに生えています。陽の当らない湿地の岩場が好きなんだ。
途中ロープを掴んで下りる急な下りもあって下りきると白石滝です。右横の谷を登るのは、↑熟練者コースです。
六甲山へ繋がっています。私は行きません。白石滝から、有馬へ戻ります。グループさんは、
六甲自然案内の会
のお仲間です。六甲の植物ならだいたい知ってるよ!っておっしゃって、すばらしいメンバーさんです。
有馬温泉まで来て、これから宴会されるそうで、私は次の目的地、尼崎へ行きます。お世話になりましたと、挨拶。

ダイコンソウです。
ほかにもたくさんお花の名前を
教えて下さいました。ありがとう
ございます。
尼崎アートフェスティバルに来ました。現代作家さんの思い思いの作品です。
でこちゃんからチケットを頂いていましたので、楽しみにしていました。
写真は禁止ですが、会場の雰囲気はこれです。真ん中の木を積み上げたのは、
「記憶のピラミッド」、だそうです。抽象的な題名で凡人の私には難しいです。
満開のイワタバコが見れてうれしいです。
川柳です。

 ○ 時期が来て 勝手に咲くよ 自然界
 ○ うつむいて 姿可憐な  イワタバコ

2012.8.1〜8.2 木曽駒ヶ岳(2956.3m) 単独  快晴
          アルプスや日本百名山には興味がありませんが、山小屋泊りでどこか2,900m位の山に登りたいと思っていました。
          山の先輩方から初心者でも1泊で行くには木曽駒ヶ岳かなと聞いてインターネットで調べると、大阪からは高速バスで
          駒ヶ根市へ行くのが最短です。行く前日にバスと宝剣山荘に予約して家族に了承を得ました。
          いざ、中央アルプス最高峰へ!         
アルプスってどこ?何県?知らないことばかりです
北アルプス、中央アルプス、南アルプスがあって、木曽駒は中央アルプス、長野県にあります。
山頂は360度展望があって、主に左図の黄色線の山々が見えるそうです。

8月1日13:40 駒ヶ根インター着
     15:00 しらび平
     15:15 千畳敷 
     16:30 宝剣山荘着
8月2日 木曽駒ヶ岳登頂、
      千畳敷散策、菅の台で入浴
      16:50バス乗車
      22;00帰阪
長野県まで長旅でお世話になります、バスさん。彦根インター前後で道路が混んだので、40分ほど延着。
駒ヶ根インター降りたら道路を渡ってバス停で20分ほど待ちます。
バスは急カーブでどんどん標高を上げて行く。50分後しらび平駅に着きます。

ロープウエイです。
車内からは滝が見えます↓
ロープウエイで7分半で、2,610mの千畳敷カールに着きます。ここにはホテル千畳敷が立っています。
わあーー目の前に突然広いお花畑とゴツゴツの岩山があります。
びっくり、唖然としてじっと佇みます。ほんまに長野県に来たんだ!高度障害も無く、気分爽快で深呼吸します。
駒ケ岳神社の鳥居をくぐって遊歩道を歩きます。↑わ〜なんて可憐な!チングルマが群生しています。
かわいいお花達が出迎えてくれます。白い細かいのはミヤマシシウド、こんにちは〜
ミヤマキンバイ、ミヤマクロユリです↑花びらに濃い紫の網目があります。網タイツみたい。これは?です。
だいぶ上がって来て、振り返るとさっきのホテル千畳敷が遥かに見え、グレーは雪渓です。ハイカーさんも多い。
八丁坂です、ここからは登山道になります。岩の間にもお花が咲いています。上り坂が急でハアハア息切れ。
真ん中でひと際尖った山が宝剣岳(ほうけんだけ)で後ろに霞んでいるのが中岳。
左にオットセイ岩が見えます。乗越浄土(のっこしじょうど)です。お兄さんがビールケースを背負って休憩されて重そう。
宝剣山荘へ行かれますか?とお聞きしますとはい、もうすぐですよ。今夜お世話になりますと挨拶しました。
夏休みでアルバイトされていて御苦労さまです。チシマギキョウの紫色がきれいです。
16:30 青いお屋根の宝剣山荘に着きました。チェックインしてリュックを置いて、宿の周りを散策です。
目の前にはでっかい天狗岩がそびえています。彫りが深いイケメンです。
いかにも山小屋らしい簡素な入口です。1泊2食8,500円。17時夕食ですが、ご飯とみそ汁だけしか入りません。フライ物はちょっと・・
窓が付いた部屋で女性ばかり6人でぎっしりです。茨城、名古屋、福岡などから来られています。食道で初対面の女性とお話、
山歴20年ほどで明日から空木岳〜南駒へ縦走されるそうです。ハイカーさんの山の武勇伝を聴いて地図を見ながらワクワクします。
20時には蒲団に入って、ヘッドランプを枕元に置いて、アルプスの夜の眠りに落ちました。
8月2日  朝4時に目が覚めました。夜中は暑くて毛布を蹴っていました。
同室の方は寝ておられてソっと抜け出す。初対面のグループの方にくっ付いて行きます。穴場へ行くそうです。小学生の姉妹も一緒。
西の空を見ますと満月さんも帰らずおられます。20分ほど歩いて、すごい雲海をバックに写真を撮っていただく。
伊那前岳に向かう途中から朝日がよく見えるそうです。
宿の前まで戻ってご来光に手を合わせます。厳かで身震いします。こんなきれいな朝日は初めて見ました。
5時朝ごはん、今朝は完食、おいしいです。
ご飯、塩分、水分をしっかり補給です。リュックは置かせていただいて貴重品と水とカメラを持って登りましょう。
6:27 途中の中岳です。だいぶ上ってきて、振り返ると山荘が小さくみえます。ひと際精鋭な姿の宝剣岳。
中岳を一旦下ってまた快調に上ります。
 山頂近くには団体ハイカーさんも来られて賑やかです。6:50やりました!山頂です。大阪のおばちゃんが来ました♪
祠に手を合わせて無事を祈りますと涙が伝います。
登ってきた中岳と山荘の近くの宝剣岳、さらに向こうの空木岳です。だだっ広い御嶽山、乗鞍岳だと教えていただく。
こんな有名な山が観れるなんて(おばちゃん的発想)360度展望をしっかり満喫します。
7:24 太陽が輝いて雲も光ります。八ヶ岳など南アルプスの山々が続くと教えていただく。、
奥に小さくボーっとした富士山が見えて、ずずーっと引いてきますとホラ!台形の富士山です。
7:30 だんだん暑くなってきて、名残惜しいけれど下山します。
帰りは浮き石を踏まないように気を付けて下ります。コースロープの張ってある向こうにコマクサが、ズームしてカッシャー。
ベッピンさんです♪〜
何度も目に焼きつけた景色です。おおーー、武骨な岩の間にたくさん白いイワツメグサが、えらいねえー健気に咲いています。
8:30 山荘でリュックを整えて、天狗岩さんともお別れです。次回は宝剣岳に挑戦したいな。
9:00 チシマギキョウやイワツメグサが咲き乱れて、ホテル千畳敷も見えます。斜面にガスがでてきました。
幻想的でうっとりです。ガスがかかったり流れて行ったり、天気は気紛れです。
千畳敷カールに来ました。昨日行かなかった剣ヶ池の周りを歩きます。剣ヶ池に、ホテル千畳敷と逆さ宝剣岳が
写ります。時間がたっぷりありますので、あちこち歩きます。
溶けていない雪の上は歩きやすいです。背の低いハイマツは赤い実です。これが、ナナカマド!秋には真っ赤になります。
ウメバチソウです。 バスを菅平で降りてこまくさの湯
汗を流します。その後、ここでゆっくり
休憩して時間を過ごします。
   ソースカツ丼が有名らしいです。道路の
   両側にお店が2軒向かい合っています。
   カツ弁当を一つ買ってバスの中で食べました。
2日間、中央アルプスにどっぷり浸りました。スケールが大きく懐が深い山、もし霧が出て天候も急変しても一人で対処できないとね。
つれて行ってもらうのでなく、自分で計画、予約して思い通りに歩けて満足です。山行きを気持ちよく送り出してくれた家族に
感謝です。次回は三ノ沢岳、宝剣岳に挑戦したいです。
残念なことは、ヒメウスユキソウの花を見つけられなかったことです。

川柳です
○ 網タイツ 姿で虫を おびき寄せ(悪臭も出すそうです)
○ 厳かに 地球が回って 陽が見えた
○ この歳で  この空に会えて 儲けもの
○ 山好きの  善男善女  一つ屋根
○ 自然力  分けていただき 日本っていいな

○ あるブス(アルプス)の おばちゃん初めて 信濃路へ
2012.7.22  比良縦走打見山( 1,108m )→比良岳(1,051m)→烏谷山(からと)(1,076m)  霧、曇り
        ビバ!ハイキングのメンバー4人です。天気予報では突然の雷雨もありそうでした。
        暑いので、志賀駅からバスとロープウエイに乗って、楽々1,108mの打見山山頂へ着いてそこから歩きます。

昭文社の地図に書き足しています

このような看板が分岐ごとに
置かれています。

9:20 JR志賀駅からバス、
    ロープウエイ(トイレあり)
10:30  打見山山頂、木戸峠
11:37 比良岳
11:57 葛川越
12:20 烏谷山、昼食
13:30 荒川峠 、南比良峠
14:20 金糞峠
15:15 北比良峠、休憩
17:00 大山口

18:00 JR比良駅
バスは団体さんもおられて満員です。びわこバレイロープウエイから上って行くゴンドラです、カッコいい!。
新しくなった大型ゴンドラで6分ほどで打見山山頂。琵琶湖周辺の景色が見えるはずですが、今日は霧ばかり。

うわー、山頂も白くて見えにくいです。

クリックしていただくと冬の様子です

「いらっしゃ〜い!」大きな木がお出迎えです。
霧が漂うびわこバレイスキー場のゲレンデを下りて、木戸峠〜比良岳に向かいます。
昨日の雨で木々の緑が冴えています。
比良岳山頂は登山道から西へ入ったところで、踏み跡は見えません。さすがはGPSの威力です、山頂がありましたが、展望も
無くて、三角点も見当たらずただの広場です。自動シャッターで歓喜の雄たけびです。
「大岩」と赤いペイントされた岩を通って葛川越(かつらがわこえ)の分岐です。ここは6月に皆で来ました、大岩谷へも
行けます。地図では破線道で途中難儀しましたねえ・・・。今日は烏谷山へ急ぎます。
烏谷山到着、すばらしい見晴らしがありますが、今はこの通り、深呼吸してやっと雲が少し譲ってくれました。
ここで昼食ですが、トンボがいっぱい飛んでもう秋??ハエもたくさん来て、早々に出発です。東へ進んでいきます。
荒川峠です。ここからアップダウンを繰り返して、↑のような細道や根っこ道を歩きます。ずっと曇りで影も多くて好きな道です。

はーい、毎度おなじみの金糞峠です。
ここから北東にシャクナゲ尾根を歩きます。

雲がかかったコヤマノ岳とその奥の武奈ヶ岳をバックに
ケルンの前で記念写真です。絵になるなあ〜〜
ミニ三脚が役に立つ!
金糞峠からは琵琶湖が見えるのですが、今は霞んでいます。メンバーの一人が足が攣って、漢方薬飲んでここで大休憩です。
滑らないよう用心しながらどんどん下ってカモシカ台を過ぎて、ここからが岩ごろごろで単調で、でも転ばないように
注意しながら下ります。やったーー大山口です。頼りない橋をちゃーんとロープで固定してくださっています。
6月23日、一人で来た時に、この橋が水没してて、石を伝って渡ったんだ。
比良駅に行く途中振り返ります。比良の山々、今日もありがとう。一緒に歩いてくださった皆さん、ありがとう。
川柳です
  ○ ♪君ボクも  喜哀もみんな  霧の中〜♪ (「みんな夢の中」という歌がありましたね・・・)
  ○ 1,000m  一気に上がれ  1,000円也
  ○ 雨霧で  山は気紛れ  でも好きだ
  ○ 
縦走路  霧と曇りの  二重奏(じゅうそう)
2012.7.8-9  弥山 (みせん) (1,895m)、八経ヶ岳 (はっきょうがだけ) (1,915m)、明星ヶ岳 (みょうじょうがだけ) (1,894m)、頂仙岳 (ちょうせんだけ) (1,717m)  曇り〜晴れ
7月初旬〜中旬に八経ヶ岳に咲く「オオヤマレンゲ」を見たくて、遠くて一人では日帰りは無理なので、山の会の入れていただきました。
はじめての山小屋泊りも体験します。8名グループの一行に付いて行けるのでしょうか・・

昭文社の地図に書き足しています。
7月8日
8:30 近鉄下市口集合
8:40 タクシーに分乗
10:00 行者還りトンネル西口着
     登り始める
10:50 奥駈道出合、弁天ノ森、
12:00 聖宝ノ宿跡(しょうぼうのしゅく)
     30分昼食
13:30 弥山小屋着
14:17 狼平着〜16:00小屋へ戻る
17:00 夕食、親睦&宴会
19:30 就寝

7月9日
6:00 朝食 
7:00 出発
7:16 オオヤマレンゲ自生地
7:30 八経ヶ岳
7:56 明星ヶ岳
9:40 頂仙岳
10:53 栃尾辻
11:40 林道出合で昼食
12:39 鉄塔
13:09 弥山登山口
   国道歩き
13:57 天の川温泉
15:25 奈良交通バスで下市口へ
タクシーで右左に揺られて1時間20分、着きました!行者還西口(ぎょうじゃがりにしくち)にはたくさんの車が駐車しています。
オオヤマレンゲと弥山登山の日帰りハイカーさんたちです。
ここは標高1,094mです。さあーいよいよ大峰山系に入らせていただきます、よろしくお願いしますと一礼。
登山口から急な上りでハーハー、汗びっしょりで、でも晴れに感謝です。奥駈道出合に来ると、平な道で、くっきり弥山が見えます。
やや!台風で倒れた木から枝が生えています。12:00 聖宝ノ宿跡で昼食です。理源大師の青銅座像があります。
さらに西へ進み、最後の急坂にバテながら行くと、わーー立派な弥山小屋です。まわりにはトウヒ、シラベの木々が立っていて、地面のコケも美しくて山深い様子です。
小屋前の鳥居から右へ登ると弥山山頂で、天河弁財天が祭られています。ここから、立ち枯れのトウヒの木々が果てしなく続き、自然のままの山がほったらされています。温暖化や酸性雨のため枯れてもなお踏ん張っているトウヒたちを見ると胸が痛みます。
小屋に戻って、リュックを置かせていただいて、身軽になって、狼平(おおかみだいら)へ出発!オオヤマレンゲに会えるんだ♪〜
整備された木道をどんどん下ります。貴重品と水だけ持って歩くって楽です♪〜




オオヤマレンゲの全体像です
わ!!オオヤマレンゲが咲いています、かわいいーー感動です。
天女花と言われる清楚でもあり、凛とした姿です、
蕾もいっぱいあって、高い所に咲いて、ズームでなんとか写せます。しばし撮影タイムです。遥々来た甲斐があります。
Mさん曰く 「お母ちゃんの方が美人やな〜〜」ハハハー

下った所が狼平です。しっかりした避難小屋があります。弥山川の水が飲めますので川へ下りたり、うろついて休憩です。
カラマツソウ↓モジャモジャの花。 バイケイソウ 右下
来た木道をそのまま登って小屋へ戻ります。疲れて足どりが重いです。
月曜日ですから、お部屋は私たち9人の貸切状態です。飲料水も無料で頂けます。
5時に夕食です。おかずもいろいろあって、おいしくて完食しました。
部屋に戻って雑談と宴会で、よくしゃべりよく笑い、でもまぶたが重くなってきます。歯磨きと顔ふき(ジャブジャブ洗えません)済ませます。
山の水は貴重品で、水は一人洗面器1杯です。9時消灯後は、真っ暗で、ヘッドランプと飲料を枕元に置きます。
しっかりストレッチしてから、7時半には蒲団に入り眠りに落ちました。弥山小屋
7月9日(月曜)
朝は5時前に起きて、周りをお散歩。晴れの日の出はすでに済んで、東の空が明るいです。西にはまだお月さまがおられます。
6時から朝ごはんです。弥山小屋ともお別れで集合写真です。フクロウさんもしっかり仲間入り。
標高2,000m近い山の上でこんなに設備の整ったお宿は有り難いです。お世話になりました。


小屋の東側にある国見八方覗へ行って朝の展望を楽しみます。苔が露を含んで瑞々しいです。
新芽も生まれえて、若葉も育っています。いよいよ本日のハイライト!オオヤマレンゲと八経ヶ岳へ行きます。


登って15分でオオヤマレンゲ自生地です。シカ除けの扉が頑丈です。すごい!思い思いに勝手に?咲いています。
蕾もあり、咲き終わったのもあります。朝露をしっとり浴びて慎ましいわーー
“朝から賑やかなおばちゃんたちが来たよ〜”なんて聴こえます(笑)細い登山道の右に左に咲いているのをパチリします。


トウヒの新芽です。
ガスが出てきて山々も霞んでます。丈夫なシカ除けネットが張ってある道を登って着きました。
7:30 近畿最高峰八経ヶ岳山頂です。皆で記念写真。ガスがかかって昨日の弥山方向が見えました。

クリックどうぞ
7:56 明星ヶ岳(みょうじょうがだけ)です。立ち枯れのトウヒや倒木が多いです。次は踏み跡が解りにくい登山道をよじ登って
藪こぎしながら頂仙岳(ちょうせんだけ)山頂です。みんな初登頂でバンザイ三唱です。難路をよじ登ってお腹が空きました。
まだ9:40ですが、リーダーさんがコーヒーを沸かしてくださって、パンを食べてモーニング?します。
緩やかな下りで、ブナ林の中を、セミの合唱を聴きながらどんどん下ります。
10:53 栃尾辻です。避難小屋があって、休憩です。
最初の予定の南西へのコースは台風で道が崩落しているので、栃尾辻を北に下って川合に向かいます。
途中11:40、林道との出合で昼食、リーダーの「あと2時間ほど歩くと温泉やで!」で頭の中は 『温泉=サッパリ』モードです。
12時出発後、岩ゴロゴロと倒木がある荒れた急坂を、転ばないように、でも皆さん足が早くて私は付いて行くのが必死です。
鉄塔を過ぎて展望があります。洞川の集落と吉野川が見えます。昨日タクシーで行った道です。
石が滑るのでストックでブレーキかけながら、足早に下ります。水場で冷たい水をいただきます。13:10国道に出ました。
天の川温泉まで約2キロと書いてあります。酷道!です。車がどんどん通る暑い道を無言でテクテク・・しんどいなあ・・
天河大辯才天神社があって芸能のご利益があるそうで、みんなでお参りします。
14:00、天の川温泉です。やっとやっと入浴タイムだ。
お天気に恵まれて、平日でハイカーさんも少なくて、ゆっくりお花が見れました。
初めての皆さん、リーダーさん、お世話になってありがとうございます。初級の私が皆さんの引力で無事に歩けました。

川柳です。
 ○ シカからも 守られ安心 天女花
 ○ 立ち枯れも 新芽も育つ  大地かな
 ○ 大峰で 修業した蚊に  刺され腫れ
 ○ 緑濃く  苔花が招く 吉野路か
 ○ 「山」の読み  さん、ざん、せんと  いろいろだ

 ○ 雨風に  朽ちる木 子孫  繁栄し